記事作成のお仕事をしていると、サプリメントの紹介文や説明文募集の案件がよくあります。

 有名メーカーのものが多いですし、公式サイトの情報も充実しているので、書きやすくありがたい案件です。

 しかし、時々「結局何に効くサプリなの?」と疑問に感じてしまう製品もあります。

たとえば…


 こういう広告を見たら、なんとなく花粉症に効きそうに感じますが…
花粉症やアレルギーに効きそうな印象を与える、サプリメントの広告
(上の画像は自作したニセの広告です。)

 実際には、花粉症の文字がありません。愛用者のコメントに「毎朝スッキリ」とありますが「何が」スッキリしたかについては書いていません。

 お通じがスッキリしたのかもしれないし、目覚めが良かったのかもしれない。

 でも写真やキャッチコピーの影響で、鼻水やくしゃみが止まったかのような印象を受けてしまいます。
 

実際の効果は謎

 身長が伸びる…ように見えるけどそうでもないサプリメント。アレルギーが改善しそうな気がするけど、そうは書いていないサプリメント。

 実際に公式サイトの説明文を読んでも、効果についてよく理解できず、何に効くのかはっきりしない……こういうのが、結構あります。

 そもそも、身長を伸ばす方法や、アレルギーを根本的に治す方法は、今のところ見つかってないみたいです。でも一応、関係している栄養素を摂っておきましょうよ、みたいな感じの製品なのだと思われます。


   こんな場合、紹介文には何を書けばいいのか迷ってしまいますし、買う側の立場で考えても、どうもスッキリしない気持ちになります。

 「お子様の成長をサポートするサプリメントです」「アレルギーが気になる方にぜひ注目してもらいたいサプリメントです」……嘘の効果をうたっているわけではないんですが…。  

 買う側の立場としては、こうした事をいつも頭のスミにおいて、ちょっと疑いの気持ちを持って広告を眺めたほうが良いなと感じました。

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